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思い出のマーニー [本・テレビ番組・ドラマ・映画・マンガ・アニメ]

録画した思い出のマーニーをやっと見た^^;
「アリエッティ」の監督さんだったのか。「アリエッティ」よりは面白かった。うん、ポニョとかハウルとか風たちぬよりも、ずっといいのでは、と。

ただ引っかかった点というか・・・主人公に嫌な感じを持った点。

いくら「おせっかい」だからって、太っている女の子に「ふとっちょ豚」と暴言を吐き、その後、「自分が嫌い、自分は醜い」と周囲と較べて美人な主人公は言う・・・。

しかも、その太った子、そんなに悪いことしてないし。
そのうえ、容姿を悪く言われたにも関わらず、一度は許そうとした。しかし、主人公はそれを蹴った。

ただ、その前に、暴言を吐いた主人公を許そうとしたのがありえない。
とくに日本人の女の子は「太っている」と言われるんを一番毛嫌いする。
なのに、あの年頃の女の子が、あんな大人な振る舞いができるだろうか?

あの年頃の女の子に対して絶対に許せない言葉だ。
そしてかなり傷つく言葉。そのダメージははかりしれない。
主人公は言葉の暴力を振るったのである。でも、おそらくその自覚はない。

主人公は自分のことを醜いというが・・・いやいや、周囲のお友達に較べたら「美人」でしょ。一番美人じゃないの??? ・・・【絵】としてはそう描かれている。
そういうところが、「なんか嫌な感じ」がした^^

たぶん、監督、脚本を書いたのが男性だから、その辺の描写はあっけらかんとしているのだろう。
でも、デブと言われたに等しい思春期まっただ中の少女が、あれほどあっけらかんとしているだろうか。大人の振る舞いができるだろうか。
容姿を悪く言われた思春期の少女が、わだかまりを持たないなんてありえない。

本来、冗談では済まないだろう、修復不可能なくらいに思春期の女の子を酷く傷つけた言葉を吐いた主人公・・・だが、そうしたくないばかりに、太った少女をあっけらかんと描いたのだろう。
そこが嘘っぽい。

太った女の子など出さなきゃいいのに。あるいはその容姿を悪く言う言葉を主人公に吐かせなきゃいいのに、と。

あるいは主人公を、「千と千尋」の千尋のような容姿にすれば、まだ「自分は醜い」という言葉に白々しさを感じなかっただろう・・・

と、ここまで書いて、ふと思う。
物語のリアリティって・・・人間の描き方にかかっているのかもな、と。



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