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公立の学校について(家計での教育費を抑えるために) [人生・生き方・生活・人間関係]

カテゴリーを「学校教育問題」にするか、「人生、生活」にするか迷ったが、前の記事「結婚の条件その4」(子供が進学する場合、教育費が高すぎるので、男性が結婚し子供をもつことを躊躇し、女性は高収入の男性を求めてしまう)http://kayashi.blog.so-net.ne.jp/2010-05-24に関わる問題でもあるので、この記事は、「結婚の条件」と同じ「人生、生活」カテゴリーに分類した。

ということで、この子供の教育費さえかからなければ、家計の経済的負担も軽くなり・・・
子供を進学させるのに経済的ハードルがちょっとでも低くなればいいと思い、考えてみた。

まず・・・私が子供の頃の話をしよう。

当時、塾に通っている子はごくわずかだった。中学に入ってからも、そんなにいなかった。(親の転勤であちこち廻り、東京ではなく地方の中学だったので、ひょっとしたら東京の子はすでに塾通いが当たり前になっていたかもしれない・・・)

私は全く塾には行かなかった。
音楽専門へ進む予定だったから、普通の勉強に力を入れなかったんだろう、というと、それはちょっと違う。
音楽高校に進むことに決めたのは中3になってからである。それまでは普通の公立高校に行くつもりだったのだ。

塾に行かずに、受験勉強ができたのか?というと、私の中学では、高校受験に向けて、先生達の授業がちゃんとしていたし、補習もあったし、塾に行く必要性を感じなかった。県で行われる県内共通テストで、自分が県の中でどれくらいの位置にいるのかも分かっていた。

とにかく先生達は県立トップの高校に何人合格者を出せるかに、とっても燃えていた^^;
塾の講師も、きっとあんな感じなのだろう、と思う^^;

そして、塾になど行かなくても、学校の授業だけで充分だったことは、県で行われる共通テストの結果が示していた。うちの中学で、塾に行っていた子はごくわずかだ。

その中学は、国立大付属であったが、そこは入るための試験はそんなに厳しくはなく、学力レベルは中レベルで充分受かった。あとは抽選で決まるので、運が大きい。
ただ、勉強が全くできないという子は、やはり受からないし、最初から受験してこない。

つまり、生徒の学力レベルがだいたいそろっているので、先生が授業をしやすかった、と思うのだ。塾のように、受験に向けて効率よく授業を進めることができたのだ。

そして、親の転勤で、中3の12月で違う県に引っ越すことになり、私は中学を変わった。今度は、普通の市立中学校である。(そのときには、もう音高受験は決まっていた)

その市立中学でびっくりした。
一部の生徒は授業中だというのに、走り回り、遊んでいる。多くの生徒は私語でうるさい。授業を聞いていない。
先生は、前の席にいる真面目そうな一部の生徒のみに授業を行っていた。前の席に真面目な生徒だけ集めていたという感じだ。
走り回っている生徒や私語をしている生徒は無視である。

そこで先生を責められない気もする。
走り回っている生徒や私語をしている生徒にかまい、授業が成り立たなければ、ほかの真面目な生徒がまともな授業を受けられないのだから。

ちなみに、走り回っている生徒も、授業を妨害しようとまではしなかった。勝手に遊んでいただけである。

前の国立大付属中学とのあまりの差に驚いた。
私は、付属中学で、私語をしない真面目な生徒たちの中で、塾に通わなくてもすむような先生達の効率の良い授業を受けられて良かったと思っている。

ここで、「ケッ、点取り虫が・・・勉強さえできればいいと思っているのか」という意見の人もいるかもしれない。

しかし、現実に、高校受験があるのである。まともな学力がなければ受からないのだ。
ほんとうに能力のある、しっかりした子であれば、どんな環境であろうと、勉強はできるだろう。でも、私は環境に左右されてしまう弱い人間なのだ。進学できなかったら、私のような人間はすぐに社会で脱落するだろう。
なので、勉強するしかないのである。

ラクなほうへ流されやすい私は、授業中に走り回って遊んでいる生徒や騒がしい生徒がいる中、先生が一部の真面目な生徒のみへ授業を行っているような中学では、まともに勉強できなかっただろう。

(ちなみに、小学校は・・・またそれぞれ別の地方の公立小学校を、3つほど経験したが、まだ、先生の権威というものがあり、生徒は先生に従うものとして、真面目に授業を聞いていた。授業内容を理解していたかどうかは別にして)

世間では、走り回っている生徒にこそ、先生は注意を向けて指導すべきだと言うだろうけど、そうすれば他の生徒のことはおざなりになる。

一人か二人の先生で、生徒全員に目を向け、平等に扱うなんてことは無理である。(当時は、40人程の生徒に先生は一人、であった)

結局、公立中学では、飲み込みが早い学力のある生徒に合わせた授業などできるはずがない。
その生徒は、改めて、自分のレベルに合った塾で勉強をしなければならない。

親が金持ちならば、自分の学力レベルに合った私立の小学校や中学校に行くかもしれない。
でも、親が金持ちでなければ、それはできないのだ。

塾に行くのだって経済的に大変な家の子供もいるだろう。

親の経済力で、学力に差がついてしまうなんて、それはそれで子供に対し、不公平ではないのか、とも思う。

なので、普通の公立小中学校で、学力別にクラス分けするのも、ありなのでは、と思う。
もちろん、学力別にしたら、下のクラスの子は傷つくということで、反対の人も大勢いるだろう。

しかし、公立学校に通う子供たちの学力は、あまりにも幅が広すぎるので、学年末に試験を行い、学力レベル別に、クラス分けし、各自その学力レベルに合った授業を受けられるほうが、先生も授業がしやすく、それぞれ学力が伸びるようになるのではないか、と思う。

走り回る子や遊んでしまう子や授業に全く興味ない子は、まず席について、私語を慎み、先生の授業を聞く、というのが目的となるだろう。

上のクラスは、トップクラスの公立学校の受験に向けて、効率よく勉強を進めることができるだろう。

子供を学力別にレベル分けするなんてけしからん、子供への差別だ、という意見は分かるけど、現実に高校受験で、学力レベル別に分けられてしまうのだ。
そして、私立の小中学校は試験があり、入学する生徒を選別しているのだ。

もちろん、子供を傷つけるようなレベル分けするような学校に行かせたくない、という親もいるだろうから、「学力別にクラス分けする公立小中学校」と、「そういったクラス分けをしない公立小中学校」と、どちらかを選べるようにしてはどうだろうか、と考えてみた。

先生の立場としては、学力に差がある子供たちに、授業を行うのは大変難しいと思う。どのレベルを基準にして、授業を進めていくのか・・・授業が全く理解できない生徒と、すでに理解していて退屈している生徒がいるかもしれない。
そして、悪くすれば、学級崩壊で授業そのものが成り立たないケースもあるだろう。
受験に向って、それぞれのレベルに合わせて授業を進めることができない。
受験したい子は、塾に通わなくてはならなくなる。
では、塾の費用が出せない家の子供はどうしたらいいのか、ということになる。(地方によっては、いろいろと公の援助はあるかもしれないが・・・)
塾の費用が、家計を圧迫する。

中学校は、高校受験のためにあるわけではない、のは分かるけど、現実、ほとんどの生徒が高校進学を目指し、受験をするのである。受験のための授業をするほうが、生徒のためになるだろう。
人間、学力だけが全てではないが、しかし、高校はまず学力で選別され、学力がなければ行きたい高校に入れないのである。

中学校の授業で習う勉強がきちんとできれば、塾に行かずとも、トップクラスの公立高校にだって受かるはずなのである。公立高校の試験内容は基本的に、学校で習った以外のものは出題されず、私立高校のような難問奇問はないはずである。

親に経済力がなくても、公立の学校でも、自分のレベルに合ったきちんとした授業を受けられ、塾に行かずとも、自分のレベルに合った公立高校に入ることができれば、親の経済的負担はかなり軽くなるのではないか、と思うのだが・・・

子供を学力別にクラス分けし、塾にわざわざ行かなくても、自分のレベルに合った効率の良い授業を受けることができるほうが、その子供のためとなる場合も多いのではないか・・・

だから、行ける公立学校の選択肢を増やせればいいと思う。
学力別にクラス分けする公立小中学校と、今まで通り学力関係なしにクラス分けする公立小中学校、どちらか行きたい方を、親と生徒が選べるようになればいいのでは、と。

途中での転校もOKとし、学力別クラスの公立に転入したければ、転入時に試験を受け、自分のレベルに合ったクラスに振り分けられるようにすればいい。

・・・ということで・・・
果たして、公立小中学校の学力別クラス分け・・・学力が下の子供を傷つけ、いじめや差別の温床となるのか。

でも、中~上程度に理解力がある子供にとっては、自分のレベルに合った授業を受けられるのは、学力を伸ばす良い方法だと思うのだが。(だって、結局、それを塾でやっているわけだから・・・)
公立にしか行けず、塾に行くのも経済的に大変、でも進学したいという子供のために、こういった方法は悪いとは思えないのだけど。


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